ブッシュクラフト入門

ブッシュクラフト入門 ~お手軽ブッシュクラフトのすすめ~「ブッシュクラフト-大人の野遊びマニュアル」でブッシュクラフトに興味を持ったので、他の入門書を読んでみることにした。
こちらの「ブッシュクラフト入門」は、本当にお手軽な入門書という感じで、ナイフや焚き火などの男のロマン的な遊び方は少なめである。
本書でも言っているように「身近で楽しむアウトドア活動」といった内容である。
その分、近所での遊び方や焚き火が出来るところが少ない日本の現状を考慮している。

森に入る前に、まず近所の探索で、自然の観察眼を鍛えることを薦めている。
薪として使える木、シェルターに使える倒木や場所を探すことで、観察眼が鍛えられる。
近所を知るために、郷土史を調べるのも面白そうだ。
いつもの見慣れた風景の、江戸時代の様子や昔話・伝説を知れば、日常生活が豊かになる気がする。

そして、野山を歩く。
足元に落ちているもの、木や花、動物、人間の痕跡を観察する。
草を観察するには、「持ち歩き図鑑 身近な野草・雑草」のようなハンディな図鑑を持ち歩くのが良い。
また、写真を撮影して、後でGoogle画像検索を利用する方法もある。
キノコ狩りも楽しそうだ。
食べるのではなく、観察するのだ。
時期的には、初夏から秋がいいようだ。

道具・装備についても紹介している。
気になったのは、次の装備だ。
バーバーハット:つばがあるので、蜘蛛の巣が避けられる。
カーゴパンツ:ポケットが多く便利。ミルスペック準拠がいいらしい。
ルーペ:コンパスに付いているのが邪魔にならなくていい。
パラコードは色々使えるようだ。
ブッシュクラフトの花形であるナイフは、なくても良い、と言ってしまうのが潔い。

近所で焚き火が出来る場所を知るために、清掃行事に参加し、近所の人から情報を得る、という方法も面白い。

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