顔振峠をMTBで攻める

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越生や飯能も随分走ったので、自分でルートを設定する自信が付いて来た。

今回のチャレンジは、吾野駅辺りから顔振峠に上がり、飯盛峠を抜けて、正丸峠駅付近に降りるコースである。
このコースならば、エスケープルートを2つも確保出来るので、いざとなったら逃げるチャンスが2回もある。

路面の状態が予想出来ないので、久々にMTB(HardRock 通称:ブルーリバティ)の出動となった。
カシミールで事前にルートをチェックしているので、距離だけでなく、ポイント間の高低差もわかっている。
事前の予想では、スタートから顔振峠までの高低差が一番多く、辛そうである。

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予想通り、最初の上りは厳しかった。
ゆっくりと、淡々と上り続けるしかない。
いつしか、自転車を漕いでいるのではなく、自分の足で登っているような、妙な慣れ方をして来た。

途中、「顔振峠まで1.5キロ」という標識があったので、自転車のメーターを見ながら、残り1.5キロが消化されるのを楽しみに走った。
しかし、標識は登山者のためのもので、あくまで登山道を使った直線距離を表示しているので、道路を迂回している自転車には関係がなかった。
それに気づいた時には、かなり精神力を失った。

顔振峠近くでは、まだま桜も絶好調で、ピンク色の花も奇麗だ。
撮影していたお爺さんに、花の名前を教えて貰ったのだが、忘れてしまった。

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顔振峠に到着。

11時前にスタートして、12時前に到着したので、呆気ない気もした。
以前もお世話になった、眺めの良いそば屋でビールを飲む。
お店の人に、次のポイントである高山不動尊までどれくらいかかるか聞くと、車で20分だし、緩い上りが続くだけだと言われる。

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確かに急な坂はないが、少し下っては、また上る道が続く。
これが結構こたえる。
上りに身体が慣れる前に下りになり、また上るので疲れる。

高山不動尊への分かれ道で、営業していないお店のベンチでラパンとチョコレートの昼食を食べて、更に進む。

途中、下りで段差があったり、砂利や枯れ木でドッキとさせられることがあった。
今回はMTBにして良かった。
確実にグリップするタイヤは心強い。

飯盛峠のそばでは、先週行った山猫軒への案内版があった。
この峠を反対に下れば越生である。
バラバラだったルートが繋がって来るのは楽しい。
廃棄された事故車を発見した。
どんな風に走っていたら、こんな状態になるのやら・・・

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狩場坂峠の茶屋の後は、とにかく下る。
ここまで下って、もし道を間違っていたらどうしよう、と心配になったころ、無事に正丸峠駅そばの国道に到着した。

ここからの国道の下りが楽しい。
多少車が多いが、山の中と違い舗装がしっかりしているので、心置きなくスピードを出すことが出来る。

スタート地点に到着。
トータル30キロ強、2時間少しのコースだった。
相当疲れたのか、帰ってから爆睡した。

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