ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践勝間和代の新作である。
今回は、知っているとビジネスや日常生活で一歩リード出来る、様々なテクニックや考え方(フレームワーク)が解説されている。
相変わらず読み易く、試してみたい技が満載である。

読み易さの理由は、シンプルなツリー構造にあると思う。
各章の始めに、その章で説明する内容を番号付で紹介する。
その後に、詳細を順番に説明する手順を明確に取っている。
IT企業で構造化に慣れた頭には、この構成は心地好い。

「より適切な行動を起こす」の具体例で、著書の書評を自分のブログにリンクし、関係性を強化する方法が解説されている。
これを読んで、私のブログに著者からリンクが貼られていた背景がわかった。
この本では、著者の実行している様々な作戦が明かされているので、著作を買い続ける方としては、リアルタイムに仕掛けがわかって面白い。
私自身は見事に思惑通りに動いている気もするが、優れた演劇に感動して、乗せられたと思う人はいないだろう。
良く出来たマーケティングとは、そういうことだ。

この本のテーマである「フレームワーク」の重要さはよく知っている。
何かを調べる時、少なくとも目的を決めないと情報の海に溺れる。
評価方法を決めてから、情報収集やアイディアの検討をすることも多い。

試してみたいフレームワークがあまりに多いので、どれから実行するか迷ってしまう。
まずは、実行のため論理パズルの本を買ってみた。
その他のフレームワークも、面白そうなものから、順次試してみようと思う。

本当は、引用したい部分が山のようにあるのだが、まずは本書の7+1力を紹介するに留める。
・フレームワーク力
・論理思考力
・水平思考力
・視覚化力
・数字力
・言語力
・知的体力
・偶然力

そして、追放すべき「三毒」
・妬む
・怒る
・愚痴る

これは、ほぼ日にでも貼って、毎日見るのがいいかもしれない。

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