プロ論。情熱探訪編

プロ論。―情熱探訪編 (徳間文庫)各界のメジャーネームへのインタビュー集である。
B-ing編集だけあって、転職ネタが多い。
この手の本は、仕事に疲れている時に読むと、ちょっと元気になる。
ビタミン剤のようなものである。

本書は、以下の7つのブロックで構成されている。
1.会社で頭ひとつ出たいとき
2.会社を辞めるべきか迷ったとき
3.やりたい仕事が見つからないとき
4.働くことがイヤになったとき
5.仕事でヒットを飛ばしたいとき
6.苦しい時期を乗り越えたいとき
7.好きなことで食べていきたいとき

インタビューの相手もバラエティに富んでいる。
石橋貴明、田原総一郎、堤幸彦、和田秀樹、藤子不二雄A、笑福亭鶴瓶などなど。

気に入った言葉を2つ引用する。

好きなことが見つからないんだと言う人もいると聞きますが、当たり前です。
好きなことというのは、なかなか見つからないものなんです。
だから僕は、人生は好きなこと探しだと言っている。
より好きなことを見つけるためにこそ、人生はあるのだ、と。
(田原総一郎)

練習しないと勝てないことはみんな分かっている。
でも、できない。
ならば、練習を面白くしつらえるしかない。
ここに来たら面白いことが待っていると思わせる。
最初は遊びのように楽しめるメニューから始めて、だんだんしんどくしていく。
でも、最後は面白いメニューで終わるようにして。
そうすれば、翌日も楽しみになりますからね。
(平尾誠二)

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