台湾B級グルメツアー２日目

ホテルの朝食はお粥だった。
悪くはないが、良くもない。

まずは、徒歩で散策することになった。
ホテルの近くの朝市は、やたら人が多い。
アメ横のようである。
正月前だから、こんなに込んでいるのだろうか？
チープなお土産を購入して、チヂミのようなものを食べた。

お昼に餃子屋に入ったら、昨日の夜市にあった店のチェーンだった。
豪遊するはずが、またも安く済んでしまった。

警察のスクーターが可愛らしい。

ブラブラ歩いていると、大きな公園に出た。
台湾民主公園だった。
左右の古風な建物は、劇場とコンサートホールである。
中央は、蒋介石の大きな像が座る台湾民主記念館。

池のほとりに、太ったスズメが気持ち悪いほど沢山いた。
コイの餌を買ってまいていたが、コイのリアクションがいまひとつなので、スズメに上げることにした。
こいつらは、これで太ったに違いない。

台湾民主記念館の人だかりは何だろうと思っていたら、衛兵の交代時間だった。
まあ、特に興味もないが、行きがかり上見学した。
真似してみたが、うまく足が上がらない。

公園を越えて、南門市場に着いた。
この市場は、やたら混んでいた。
山手線の車内のような状態が続いている。
渋滞になると全然進まない。
その中を、店員がナベを持って歩いている。
転んだら、大惨事になるのは間違いない。
通り抜けるだけで、やたら疲れた。

台湾２日目10歩くのも飽きたので、１０１タワーまでタクシーで行くことにした。
台北市内はタクシーが多く、値段も安いので、とても便利だ。

１０１タワーは、現状では世界で一番高い建物である。
デザイン的にはいかがなものかと思うが、ビルの各所から花火が吹き出す姿は壮観なことだろう。
展望室の入場料は1,200円。
今回初の豪遊気分である。

エレベータも世界最速。
あっという間に、９６階の展望室に到着した。
流石に高い。
周りの建物が、遥か下に見える。
更に階段で上がると、屋外に出れる。
予想より風はなかったが、やはり寒い。
一応一周して、とっとと中に戻った。

ダンバーという風の振動を低下させる球体の錘も世界一である。
よくわからないが、ビルの心臓部という感じがする。
これを壊せば、１０１ビルは崩壊するに違いない。

タクシーで一度ホテルに戻り、夕食は台北で一番大きな士林夜市に行った。
ホテルからタクシーで３００円程度。
台湾のタクシーはとても安い。

士林夜市は、ゲームセンターと学園祭の屋台を沢山集めたような作りだった。
まずは、射的にチャレンジするも、残念ながら景品をゲット出来ず。
次にガイドブックによると人気ナンバーワンとツーにランキングされているカキ入りの卵焼きとイカの煮込みを食べる。
たいしたことなかった。
それより、ワンタンが美味かった。
夜市で一番長い行列を誇る、鳥のから揚げも美味かった。
値段の割には、凄いボリュームである。
串焼きを食べて、鉄板焼きを食べた。
鉄板焼きでは、他の客用に作っているのを見て、強引にリクエストした香辛料が入ったもやしが、恐ろしく辛かった。
この店の子供は、生意気過ぎて、笑ってしまう感じだった。