現在日本語で出版されている唯一のiPhone開発ガイド。
iPhone開発の特殊性を知るには、丁度良い一冊である。
iPhoneの開発を行う時に、まず戸惑うのがMVCパターンの考え方だろう。
MVCでは、データ構造であるModelと、ユーザインターフェースであるView、ModelとViewの間をとりもつContlollerという3つの要素でプログラムを考える。
また、iPhoneの開発では、デリゲートという概念も重要である。
デリゲートをContlollerとして、このプログラムを中心に説明する本書の方法は、とても分かり易い。
本書のチュートリアルを入力しているだけでも、何となくわかったような気がして来る。
言語は、習うより慣れろという面が大きい。
iPhoneで実現可能な機能について、幅広く説明しているために、散漫な感じもするが、全体を流して読めば、基本的な部分理解出来ると思う。
唯一の解説本だと思ったら、新たな翻訳本が発売された。
嬉しい限りだが、そんなにニーズがあるのだろうか?
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