先達から３０番以降はキツいと聞いていたので、今回は３０、３１、３２の３つに絞った。
それでも、アップダウンの多い山の中で、４５キロは疲れた。

家を出たのが遅かったし、秩父はやはり遠いので、道の駅「荒川村」を出発したのは、１３時近くになってしまった。

まずは近場の３０番法雲寺だが、これが地図で見た感じより遠く、上りもそこそこキツかった。

次の３１番は、スタート地点と国道を挟んで反対側なので、来た道を戻ることになる。
同じ道を走るのは嫌いなので、GPSを頼りに、適当に走っていたら、三峰口駅に出た。
偶然にも予定通り。

予想はしていたが３１番観音院は遠い。
山を２つ、３つ越えたような気がする。
上るだけならまだしも、景気良く下ったりする。
下った分は、いづれ上らなければならないので憂鬱になる。

やっと観音院に辿り着くと、入り口から更に徒歩で山頂まで上って行く造りである。
入り口のお店で訊くと、片道１０分程度だというので、意を決して上ることにした。
山頂が見えなかったのでビビってしまったが、上ってみればたいしたことはなかった。

途中の茶屋で温かいお茶を飲みながら、おばちゃんと世間話をする。
小鹿野の辺りは、４月下旬は桃が綺麗に咲いているらしい。
スタートの道の駅「荒川村」に戻るには、行きに通った両神よりも、秩父ミューズパークの手前を通った方が、上りが緩やからしい。
日が暮れる前には戻りたいと考えていた私には、これはとても有用な情報である。

若干道に迷いながらも、無事３２番法性寺に到着。
本日のノルマはクリアーした。
ここの本堂も、またもや階段の上にあった。
かなり足が疲れていたので、階段は上らず、下から写真を撮るだけにした。

荒川村までの帰り道は、両神ルートより楽な気はしたが、それでも山を越えなければならなかった。
久々に疲れるツーリングだった。