スノーボード部から青森旅行のお誘いがあった。
何で青森?と思ったら、昔の知り合いが青森に嫁に行っていたのだ。
という訳で、地元民のツアコン付きのツアーだった。
東京から青森までは新幹線、デッカいホテルに二泊で3万円のリーズナブルなツアーである。
事前のアンケートの結果、アトラクションはスノーシューに決まった。
ホテルにチェックインすると、ランチと買物にイオンモールまで車で連れて行ったもらった。
予想外に遠い。
20キロはあったと思う。
これが、青森流か?
馬肉は美味かったけど。
私は風邪が抜けていなかったので、ホテルに帰ってから温泉は軽く済ませた。
残念ながら、風邪や花粉症は温泉では治らない。
夕食は豪華なバイキング。
洋食、和食、地元の名産などから好きに選べるので、珍しいもの、高そうなものからチョイスした。
満腹で動くのも面倒になり、部屋での飲み会もそこそこに、早く寝てしまった。
翌日は、車で奥入瀬を流した後に、十和田湖で記念撮影。
残念ながら足湯は冬期は休業中だった。
車内の備品と化している、年寄りの犬がとても可愛い。
スノーシューツアーを予約した「ノースビレッジ」でお昼ご飯を食べた。
ランチ付きのツアーだったのだ。
これがツアーのオマケとは思えないほど立派なランチで、ピザとハンバーグセットを7人分バラバラに頼んで、全員でシェアした。
ドリンクにはビールも選べたので、宴会になってしまった。
スノーシューに行かず、このまま昼寝したい、というのが本音だった。
とは言っても、レンタルしたウェアを着てスノーシューに出発。
天気が良く、暖かい。
スキーウェアの下は、Tシャツ1枚で十分だった。
動物の足跡や樹木を眺めながら、雪山をのんびり歩く。
運動不足のメンバーでもついて来れる、軽い散歩である。
運動としては、私にはちょっと物足りない。
雪用ノコギリとスコップを使って雪を削り、お茶会用のテーブルとイスを作った。
雪は簡単に削れるが、7人用のテーブルとなると少し手間がかかる。
目測を誤り、10人は使えるテーブルになってしまった。
ホテルに戻る前に、谷地温泉に寄った。
日本三秘湯というだけあって、とても雰囲気のあるところだった。
洗い場にシャワーが無く、久しぶりにお湯と水で温度を調整しながら頭を洗った。
打たせ湯が混浴であることが分かりづらかった。
たまたま女性陣と鉢合わせして、裸を見られた騒いでいたオッチョコチョイもいた。
地元民らしき人に飲泉の場所を尋ねると、ふたつある湯船の間の板の蓋を開けるように言われた。
これは、なかなか分からない。
話し好きな人で、その後も地元の情報を色々教えてくれた。
2晩目のバイキングも品揃えは同じだった。
普通にカレーやステーキを沢山食べた。
最終日は観光バスツアーを付けた。
「桃川」の酒工場見学では、ビデオ鑑賞時には仮眠し、ひたすら試飲に励んだ。
最後は、巨大な土産物屋+レストラン街の「八食センター」である。
私は土産には興味がないのだが、ここの海産物には圧倒された。
特に貝が凄い。
芸術的に展示されている。
お昼は、バーベキューになった。
八食センター内の店で素材を買って、そのまま焼くシステムである。
名物のホタテとホッキ貝を焼いて、ビールをジョッキで飲む。
極楽!
最後は、南部煎餅を焼く体験をした。
餅のようなものを鉄製の焼き機に入れ、裏表を各40秒ほど炙る。
食感は煎餅というより、タイ焼きのしっぽに近い。
青森を満喫した旅行だった。