ARのすべて

ARのすべて ケータイとネットを変える拡張現実現実の映像の上に、図形や文字で情報を表示する。
NHKのアニメ「電脳コイル」のような世界の実現に向けて、真剣な研究・開発が行われており、グーグルの次ぎに来る革命として期待されている。

目の前のビルにカメラ付き携帯電話をかざすと、そのビルに入っているテナントの情報が、携帯のモニターに表示される。
これが、AR(Augmented Reality)のイメージである。

この時、自分の位置と対象の位置の特定が重要になる。
一番手軽な方法は、2次元バーコードのようなマーカーを対象に貼付けておく方法である。
この方法であれば、ARToolKitというC言語のフレームワークがフリーで公開されており、このフレームワークを利用した個人の実験結果がニコニコ動画に数多くアップされているらしい。

もうひとつの方法は、GPSから緯度・経度・高度を、電子コンパスから端末が向いている方向を、加速度センサーから端末の傾きを取得し、位置情報を特定する方法である。
携帯電話の進化により、必要なセンサーが内蔵されるようになり、この方法も低コストで実現出来るようになって来た。

最後は、映像を解析して位置情報を抽出する方法である。
この方法だとセンサーは不要だが、まだまだハードルが高いようだ。

ARでは、ブラウザーのようなクリックが不要になり、端末を向けるだけ情報を取得出来る、新しいアクセス方法と考えることも出来る。

近い将来、iPhoneを向ければレストランのメニューや、自転車の修理方法が表示される、楽しい世界が実現されるかもしれない。

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