第9地区

第9地区 [DVD]突然地球上に現れた宇宙船は、難民を満載していた。
エイリアン達を受け容れた難民キャンプは、エイリアンと人間の揉め事が絶えなかった。
市民の抗議により難民キャンプを郊外に移そうとした時、事件は起こった。

難民キャンプ移転の責任者である主人公は、キャンプの立退き作業中に怪しい液体を浴びてしまう。
そのせいで彼の腕はエイリアンの腕へと変異し、検査の結果、エイリアンと人間のDNAが共生していることが判明する。
解剖を逃れて、彼が隠れた先は、エイリアンの難民キャンプである「第9地区」だった。

面白い視点のSF映画である。
ハリウッド映画のような能天気な勧善懲悪モノではない。
しかし、何を描きたかったのか、よく分からない。

兵器のデザインセンスは良く、戦闘シーンも多いのだが、全体的に地味な感じである。
エイリアンが「3年後に何とかする」、と言い残して脱出したので、最後のオチがあると思い待っていたが、クレジットが流れ終わっても、何も無かった。
観客の想像におまかせします、というタイプか?

なぜ、宇宙船の燃料を浴びるとDNAが変化してしまうのか?
よく考えると、疑問の多い映画だった。

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