海中道路を目指し、沖縄の人々と触れ合う

2日目は、オヤジさんの薦めに従い海中道路に行ってみることにした。

やはり暑い。
夜も暑くて眠りが浅かったのかもしれない、川沿いの東屋で横になったら、そのまま1時間ばかり昼寝してしまった。
別に急ぐ旅ではないので、何の問題もないが。

目指す海中道路は、恩納村とは反対側の海岸である。
やっと反対側の海岸に出たので昼食にしようと物色していると、弁当屋らしい建物を発見した。
営業しているか尋ねると、入口に回れと言われる。
入ってみると、実は居酒屋だった。
それに、昼間から酒を飲みながらカラオケを歌っている女性が居る。
よく見ると、奥の席ではイビキをかきながら男が寝ている。
これが沖縄では普通との事だった。

メニューをくれと言うと、壁を指差された。
そこには、ゴーヤ、ナス、ヘチマとあった。
どれもチャンプルで、ご飯と味噌汁が付く。
無難にナスを頼んだ。

食事をしながら、カラオケを歌っていた女性の昔話を聞いた。
山形の彼氏から、両親に会ってくれと言われたのに断った‥などなど。
恩納村から自転車で来たと言ったら呆れられた。
海中道路はすぐだが、その先の島には渡らない方がいいと警告された。
今日中に恩納村に帰れなくなるらしい。

2010Okinawa201

2010Okinawa202

2010Okinawa203

海中道路を走っていると、ロードレーサーに乗ったライダーに話し掛けれらた。
地元のライダーらしく、この辺りの歴史にとても詳しい。
海中道路は、沖縄本島と島にある米軍の石油備蓄基地を繋げるために、アメリカの会社がわずか一ヶ月で作った道路だということだ。
工事前は地元で反対運動もあったが、出来上がってみると地元の人も便利に使っているらしい。

彼の本業はエディターなのだが、市と組んで自転車イベントの企画・運営や啓蒙活動を行っているとのことだった。
私も流しのライダーとして写真に撮られた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

エディターのライダーにも先の島まで行かない方が良いと言われたので、素直に2つだけ橋を渡って帰ることにした。
走行距離は約60キロ。

2010Okinawa204

宿には夕方前に到着したので、プライベートビーチを楽しむことにした。
犬の散歩をする人が居るくらいで、ビーチは貸切である。
逆に人が居ないので沖まで泳ぐ気にはなれなかった。
恐ろしく暑いので、水に浮かんでいるだけで気持ちがいい。

友人たちが帰って来たので、近所の沖縄料理店で夕食にした。
オープンテラスで風が心地良い。
でも、虫刺されて痒い。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です