DINOTOPIAシリーズで、現在手に入るのは、この本しかない。
ダイノトピアにある未知の王国への冒険の物語である。
しかし、前2作ほどの驚くはない。
恐竜と人間が共存する驚くべき世界!
それがダイノトピアだ。
船の遭難でダイノトピアに流れ着いたアーサーとジョンの親子は、様々な経験をし、ダイノトピアの一員として受け入れられていく。
残念ながら、前2作は絶版状態であり、現在入手出来るのは本作のみである。
今回は、アーサーが国交のないCHANDARAへ冒険の旅に出かける。
前作の最後で若い恋人が出来たはずなのに、本当に落ち着きのないオジサンである。
CHANDARAが未知の国といっても、所詮ダイノトピアの一国である。
初めてダイノトピアを知った時のインパクトはない。
イラストのクオリティが落ちたわけではなく、それぞれの国の生活が丁寧に描かれていることには変わりない。
しかし、ダイノトピアの地下やサンストーンの秘密を解明するのが先決で、他国を訪問している場合ではないだろう、と思ってしまう。
英語版しか入手出来なかったが、イラストの説明に使われている筆記体が読みにくかった。
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