ユナイテッドシネマのポイントが溜まったので、無料で鑑賞した。
悪い映画ではないのだが、1,800円で観るのは厳しいところがある。
とある一家の幕末から明治にかけての生活を描いたホームドラマである。

加賀藩の会計担当である武士が残した家計簿を元に制作した、ユニークな時代劇である。
主人公の家は代々会計担当（算用方）であり、主人公も見習いから入り、不正絡みの組織改革で出世する。
主人公の家に莫大な借金があることが判明し、家計簿を付けて倹約することになる。
子供のお祝いにもタイを買うことが出来ず、紙に描いたタイで代用する始末。
しかし、貧乏なりの工夫が楽しそうである。

子供との確執のような内輪の話から、明治維新の影響など、ひとつの家庭の歴史が描かれている。

しかし、ちょっと淡々とし過ぎている。

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