ネットで評判の高い「キック・アス」を観てきた。
ほとんど単館上映に近いので、渋谷まで行かなければならなかった。
平日の昼間であるにも関わらず、映画館は満席に近かった。
しかし、私としては、評判ほどではなかったと思う。

ニューヨークに住むダメダメな高校生である主人公は、ヒーロに憧れていた。
ある日、通販でヒーローのタイツを購入し、街でチンピラの車泥棒を注意した。
彼は返り討ちに合い、ナイフで刺された上に、車に轢かれて入院することになる。
治療のために身体に金属を入れられて、強くなったと喜び、懲りずに正義の活動を続ける。
チンピラから人を助けたところをYoutubeでアップされ、一躍人気者となる。
ところが、マフィアへの復讐を狙う本当に強い親子と関わることで、主人公はマフィアとの抗争に巻き込まれていく。

いいところ（主にヒット・ガールの活躍シーン）は、全部予告で観たようなものである。
予想よりテンポも良くなかったし、コメディもブラックではなかった。
予告編で期待が上がり過ぎていたせいかもしれない。

キック・アスの使った秘密兵器には笑った。
ガトリングガンだとは思っていたが、まさかあのようなオプションが付いているとは。
アメリカなら通販で売っているかもしれない。

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