デイブレイカー

デイブレイカー [DVD]この頃吸血鬼映画が多いが、面白いものがない。
そんな中、この映画は拾いモノだった。

謎の伝染病により人類のほとんどが吸血鬼になってしまった未来、人類の数が激減したことで、吸血鬼達は深刻な食糧難に直面していた。
吸血鬼の少女が、太陽の光を浴びて自殺する導入部からして美しい。
吸血鬼の街が舞台なので、夜のシーンが多く、ブルーのライトが映える。
雨の街は、ブレードランナー以来の雰囲気を醸し出している。
全体的に、絵作りが丁寧である。

吸血鬼専用車がカッコいい。
昼間走る時には、太陽の光が入らないように窓を覆い、外の様子をモニターで確認しながら運転する。
銃で撃たれて車に穴が開くと、入ってくる太陽光戦を避けて、吸血鬼が大騒ぎするのが笑える。

人間の血液が入手困難になり、吸血鬼同士で血を吸う者も増えて来る。
しかし、吸血鬼の血を吸うと、理性のない化け物に変化してしまう。
主人公は、その状況を打破するため、代用血液を研究している血液学者である。
彼は、生き残った人間のグループを助け、吸血鬼を人間に戻す方法を知らされる。

彼が知った方法も驚きだが、もうひとつの方法も面白い。
定番ではない意外な展開。
ハリウッド的でない異色作である。
久しぶりに見たデフォーも頑張っていて、役者陣もなかなか良い。

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