レッドデータガール1

RDGレッドデータガール  はじめてのお使い (角川文庫)「空色勾玉」の作者による最高傑作と言われるファンタジー。
しかし、1巻きは導入編なので、まだ雰囲気しか分からなかった。
今後に期待。

気が小さく、目立たない中学三年生である泉水子は、熊野の山の上の神社に住んでいた。
だから、部活にも参加出来ないし、友達との買い物も行けない。
高校に進学するに辺り、街中に一人暮らしをしようと考える。
自立への第一歩として、前髪を切った時に不思議な現象が起こる。
学校のパソコン実習の最中に、いきなりアメリカに居る父親と繋がり、学校中のパソコンが故障してしまった。

泉水子を守らるために、幼馴染の深行が転校して来るが、深行は泉水子を馬鹿にするばかり。
深行とその父の属する山伏の集団は、大切な宝として泉水子を守ることになっているのだが、深行は納得していなかった。
そんな2人が修学旅行で東京に行ったとき、事件は起こった。

泉水子が古代から続き巫女の家系の末裔で、山伏たちは巫女を守りつつ、その力を狙っている。
というのが1巻でわかる背景である。
しかし、山伏はどこまで味方なのか?、公安で働いている泉水子の母は何者なのか?、アメリカに居る父親の本当の仕事は?、そして泉水子はどこに向かって行くのか?たくさんの疑問が頭の中に飛び交っている。
全4巻のRDGを、じっくり楽しませてもらおう。

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