今年の夏も那須の別荘で合宿となった。
今年は、風がないと避暑地の那須でも暑かった。

家を出る前から東北道が４０キロ渋滞しているのがわかっていたので、下道で那須に向かった。
それでも１５時過ぎには、いつもの別荘地「繭の里」に到着した。

シェフ担当が直前に不参加になってしまったので、夕食は黒磯駅近くの居酒屋「あきしの」になった。
なかなかクオリティの高い居酒屋で、付近に飲み屋もあまりないので、「あきしの」に行くのが定番になりつつある。

２日目は、３年越しのルート「幻の那須電鉄探訪サイクリング」の征服に挑んだ。
去年も道に迷って、結局回れなかったルートである。

那珂川河畔公園に車を駐車して、自転車の準備をしている時に事件は起こった。
１台の自転車のリアディレイラーが落ちてしまったのだ。
止まっている自動車に衝突して、歪んだボディを無理ムリ引っ張って直したので、その影響と思われる。
走り始めずにして、一人リアタイヤである。

仕方なく３人で出発する。
ルート通り走ると、道は広く、車はそれほど多くないので、なかなか走り易いルートだった。
しかし、幻だけあって、那須電鉄の跡地は全く発見出来なかった。
実際に開通したわけではなく、計画だけだったので、目立った痕跡が無かったのかもしれない。

地図で道を確認する以外ほとんど止まらず、３２キロのコースをハイペースで走り続けたので、そこそこ疲れた。
温泉で汗を流し、ビール園で遅めのランチを食べて、別荘に戻った。
夕方の買い出しまで、昼寝をしたり、マンガを読んだり、別荘らしくダラダラ過ごした。

３日目の帰り道、大山元帥の墓所に寄ったが、中には入れなかったので、近くの乃木神社を軽く散策した。

せっかくなので、宇都宮に寄って餃子を食べることにした。
宇都宮駅前の宇都宮餃子館は、なんとも怪しい雰囲気だった。
なんでも餃子に引っ掛けて、独自のキャラクターを作り上げている。
どうみてもゴジラの像なのだが、ギョウザ・ドラゴン「餃龍」だったりする。
宇都宮のパワー、恐るべしである。

有名な餃子店「ミンミン」は待ち行列になっていたので、「健太餃子」に入った。
私は１２種類の餃子が楽しめる「お試しセット」を食べたのだが、半分くらいしか違いがわからなかった。

腹ごなしに、先月自転車で走った宇都宮森林公園で散策して帰った。