体系的に学び直す無線LAN

体系的に学び直す 無線LAN (「体系的に学び直す」シリーズ)Wifiを使ったリモコンをiPhoneで作りたいと思って手に取った本だが、少し方向性が違った。
でも、基本を体系的に学び直せたので、良しとしよう。

「なぜ無線で情報が送れるか」から始まり、効率的なアクセスポイントの配置方法やセキュリティ、ブルートゥースとの違いなど、「無線LANの基本」をタイトル通り体系的に学ぶことが出来る。
出版が2002年なので、情報が古いのは仕方ない。

利用できる周波数帯は広いはずなのに、使えるチャネルが少ないのは、周波数帯を広げて障害に強い通信を実現するためである。
電波は屋内で100m、屋外で500m通るが、ノイズの影響を抑えるエラー訂正用の信号の比率が増えるため転送速度が遅くなる。
ローミングでは、アクセスポイントを有線LANで接続し、ひとつのアクセスポイントとして設定する。
ホットスポットの数が多くなると、ホットスポット同士で干渉してしまう恐れがある。
など、知っているようで知らない新しい知見を得られて良かった。

[amazonjs asin=”4891003251″ locale=”JP” title=”体系的に学び直す 無線LAN (「体系的に学び直す」シリーズ)”]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です