逆説の日本史14

逆説の日本史〈14〉近世爛熟編 (小学館文庫)逆説の日本史シリーズも14巻。
今回最初のテーマは忠臣蔵である。
いつも通り、日本の歴史研究がいかにひどい状態か、常識が間違っているかが、これでもかと語れられる。

忠臣蔵には興味ないし、もういいよ、とはじめは思っていた。
けれども読み進めると、やっぱり面白い。

浅野は統合失調症で、大石はそんな殿を排除したかった。
家老の仕事はお家を守ることなので、家を潰しかねない主君には消えて欲しいのだ。

など面白い視点が、いつもながら、たくさん盛り込まれている。

徳川綱吉が天才的政治家だったのは、使用人システムの導入でもわかる。
江戸町人の先進的金融システムの構築や、私財を投げ打って都市開発を行った商人道。
現実よりもあるべき姿を優先する儒教の問題。

などなど。
読んだそばから忘れてしまう自分の記憶力の無さが恨めしい。

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