アイディアバイブル

アイデア・バイブル大昔に購入した「アイディアのおもちゃ箱」の更新版が発売されていた。
それが、この「アイディア・バイブル」である。

左脳と右脳を使った様々な発想法を解説している。
右脳を使った発想は、説明を読んでも良く分からない。
やはり実践してみるしかない。
どれもこれも試してみたい発想法ばかりである。
その中でも、まず実行したいのが【賢人会議発想法】である。
手順は以下の通り。

【賢人会議発想法】
実在であるかどうかにかかわらず世界的に有名な人物の発言を利用し、その人と相談しながら自分の課題に新たな洞察を加える方法である。

[名句・名言を軸にした「賢人会議」]
1.自分だけの名言集を作る。
心に訴える文句のある人なら、生きていても、いなくてもいいし、架空の人物でも構わない。

2.課題に直面したら「賢人会議」に相談する。
アドバイザーを1人選んで、好きな名言を選び出す。

3.選んだ名言について思いを巡らす。
目の前の課題に適しているかどうかは気にせず、浮かんだ考えを書き留める。

4.思いついた考えを基点にして他に関連性のあるアイディアを探す。
・たくさん書く。
・判断は後にする。
・勝手きままに。
・出て来たアイディアを結びつけて、変化させてみる。

5.5分から10分、アイディアが生まれるのを待つ。
何もいいアイディアを思い付かなければ、別の名言を選び直すか、もう一人のアドバイザーのところへ行く。

自分のお気に入りの人物を、自分専用のアドバイザー集団とするのは、なんともワクワクする考えだ。 でも、インディ・ジョーンズ、ジョゼフ・ジョースター、ハンニバル・レクターを集めたら、絶対まとまらない気がする。

この本は、潜在意識の利用について、多くのページが割かれている。
潜在意識は創造力の宝庫であり、その力を引き出すために、無意味と思える組み合わせやランダムな選択を利用する。
創造性を研究して来た著者の主張することだから、きっと効果があるのだろう。
理屈では納得出来ないが、やってみなければ分からない。

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