未来を発明するためにいまできること

未来を発明するためにいまできること スタンフォード大学 集中講義II未来を発明するために、いかにクリエティブに発想していくか解説されている。
著者は、クリエティビティについて多くの学生を指導しているので、説得力がある。

よく知られている手法や理論も多いが、学生を指導し、日々作品を作らせているので、その手法の特徴や問題点の指摘にリアリティがある。

アイディアやモノを結びつけるプロセスは、クリエティブであるために重要なだけでなく、わくわくするものです。
ばらばらな点を結びつけていると、いつか「あっ、そうだ!」という瞬間が訪れます。
それは、とても心地よい瞬間です。
点と点を結びつける時はいつでも、脳内でごく少量のドーパミンが放出されていることがわかったいます。
人間の脳はパターンを見つけるようにできているので、この現象は理に適っています。

では、リスク・テークや実験を促す環境を、どうつくればいいのでしょうか?
最善の方法は、実験を奨励し、結果を評価する仕組みを取り入れることです。
アイディアを思いついたら、できるだけ早く人前で披露し、すぐにフィードバックがもらえるようにすることがカギになります。
考えることに時間をかければかけるほど、それに固執するようになります。
だから、まだ練れていない段階で人に見せて意見をもらう方がいいのです。
そうすれば、うまく行かない時にも、あきらめやすくなります。

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