３と４が面白くなかったので期待はしていなかった。
しかし、ポール・アンダーソン監督のファンなので、お付き合いとして劇場で観ることにした。
ちょっとティストが１に戻った感じがある、なかなか楽しめた。

４の最後で、人間をモルモットにしていたタンカーから犠牲者を救出したのもつかの間、ジルの率いるアンブレラの強襲部隊の攻撃を受け、アリスは囚われてしまう。
アンブレラのテスト施設で目覚めたアリスは、アンブレラの内部分裂に乗じて施設を脱出する。

ストーリーは、まあ良い。
あって無いようなものである。

まず、時間内に建物を脱出するという１と同じゲーム性が戻ってきたのが嬉しい。
ニューヨーク、東京、モスクワなどのシュミレーションをするテスト施設では、それぞれに強い相手が待っている。
アリスと仲間たちは、それをクリアしながら出口に向かう。
美しいマップも手伝って、期待が盛り上がる。

そしてアクションも激しい。
もはやゾンビとは言えない速度を持つTウィルス感染者とアリスの戦いは見事である。
しかし、ジルの人間離れした強さは、理由がわからない。

今回の大ボスであるAIレッド・クィーンを始め、１のキャラクターたちの復活も嬉しい。
ただ、レインは味方であって欲しかった。
今後は、味方としての復活を望む。

あまりに期待度が低かったので、とても楽しめた。

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