定年後、趣味で陶芸を始めた元上司が作品展に出展するというので、柴又観光も兼ねて冷やかしに行った。
なかなかどうして、顔に似合わず、繊細な作品を作っているようだ。
柴又駅の寅さん前に集合し、団子などを食べながら古風なお店を見学し、とりあえず帝釈天でお参りをした。
作品展が開催されている国美術館は、帝釈天のすぐ裏だった。
美術館というより、カルチャーセンターという感じである。
陶芸だけでなく、絵画なども展示されている。
陶芸のことは全くわからないが、それなりに価値のありそうな作品も多く展示されていた。
私の元上司の作品も、実際の植物を使った美しい作品だった。
どうやって作るかは、企業秘密だそうだ。
伝統工芸の世界は、オープンソースではないようだ。
陶芸の前に長居出来るわけもなく、すぐに近所のもんじゃ屋「とろく」で宴会になった。
お通しもんじゃ500円で食べ放題は、果たして安いのだろうか?
塩味とソース味のダブルもんじゃ。
素材の味が活きる塩材が意外に美味しい。