ビブリア古書堂の事件帖4

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)今回のテーマは江戸川乱歩。
BDバッチで遊んだ世代には、とても懐かしい。

このシリーズの良いところは、古書を扱っていながら、ちょっとむかしに繋がっているところだ。
江戸時代や中国の古代ではなく、戦後から昭和にかけての本が多い。
今回の江戸川乱歩も、「少年探偵団」で、リアルに我々世代に繋がってくる。
隠し扉や謎解き文書など、ワクワクする感じが蘇ってくる。

今回のメイントピックは、噂の母親の登場である。
栞子さんをも凌ぐ古書の知識と、欲しい物を手に入れるためには手段を選ばない冷徹さを兼ね備えている。
栞子さんにおけるダースベイダーである。
栞子さんが、古書好きのダークサイドに引き込まれないか心配だ。

[amazonjs asin=”4048914278″ locale=”JP” title=”ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)”]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です