ロードサイド・クロス

ロードサイド・クロス 上 (文春文庫)リンカーン・ライム・シリーズのスピンアウト・シリーズである「人間嘘発見器」ダンス刑事の2作目になる。
人間嘘発見器が主人公の割りには、会話劇が少なかった。
ネットの世界の危なさがよく描かれていたと思う。

殺人事件の容疑者は、ネットいじめにあった少年だった。
ネットに不案内なダンスは、犯罪捜査に興味のある大学教授に助けられ、ネットの闇に切り込んで行く。

まあ、いつものことだが、ディーヴァーには騙されました。
読者をハメることを生きがいとする職人に、勝てるはずがない。
でも、もう少し嘘発見器の能力を活かした会話劇を楽しませて欲しかった。

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