賢人の習慣術

賢人の習慣術著名人4人の生活習慣について、シンプルに解説している。
納得出来ない部分や興味のない分野もあるが、面白そうなところだけ拾って試してみるのもいいだろう。

本書で登場する著名人及びテーマは以下の4つである。

宗次徳二(カレーハウスCoCo壱番屋創業者)
仕事の質を高める朝の習慣

築山節(脳神経外科専門医)
考える力を鍛える習慣

高田明(ジャパネットたかた創業者)
決断力・行動力を身につける習慣

和田裕美(外資系教育会社で世界142カ国中2位の営業力)
信頼感を高める自己プロデュースの習慣

小池龍之介(正現寺住職、月読寺住職)
メンタルを強くする習慣

宗次の早起きについては、実際にやってみようと思う。
とりあえす、早起きして、このブログを書いている。
でも、掃除へのこだわりには、ちょっとついていけない。

築山さんの「雑用と運動の習慣が脳を活性化させる」というのも面白い。
脳を起こすウォーミングアップとして、音読や計算を試してみたい。
単純な作業を行うと、脳は”作業興奮”状態になり、脳にある種のエネルギーがみなぎり、「がんばりたい」という意欲がでてくるらしい。

小池さんの「「反応」する前に「認識」する習慣をもつ」も取り入れたい習慣である。
「寒さ」などの情報に対して、すぐに「嫌だ。エアコンを入れよう」というパターン化した情報刺激の支配に屈するのではなく、「自分は寒いと感じているんだな」と認識することで、「嫌だ」という反応が小さくなり、その後の行動の選択が自由になる。
感情に振り回されない、自分を受け入れる、など住職なので仏教的視点である。
現代人は刺激過多なので、空白の時間をつくり、心を整える必要がある、というのもうなずける。
今度こそ、瞑想を習慣にしよう!

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