小さなトロールと大きな洪水

小さなトロールと大きな洪水 (講談社文庫)PodCastで、ムーミンの原作は、共生がテーマのファンタジーであると聞き、読んでみることにした。
最初の物語であるこの本を読む限り、特にそうは感じなかった。
この本は、長年再販が見送られていた幻の1巻である。
あまりに短かったので、出版が難しかったようだ。

日本のアニメのイメージでは限りなくカバに近いイメージのムーミンだが、原作ではトロールという妖精の一種である。
ムーミン・トロールと呼ばれる。

主人公のムーミン・トロールとママは、ニョロニョロに騙されて旅に出てしまったパパを探しつつ、永住の地を求めて旅をしている。
途中、花の妖精と仲間になったり、巨大な蛇に襲われたり、波瀾万丈の旅を続ける。

アニメ版の記憶とはかなりイメージが違ったが、ちょっと変わったファンタジーとしか思えなかった。
この後、スナフキンたちと出会うのだろうが、あえて続きを読みたいとは感じなかった。

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