コラムニストのミッチは、死を目前にした恩師と語り合うことで、人生において大切なものは何か発見する。
続きを読む モリー先生との火曜日
月別アーカイブ: 2014年9月
キング誕生
最新の風俗を背景に池袋での事件を爽やかに語る「池袋ウェストゲートパーク」は、前回で長いシリーズが終了した。
この本は、時系列的にはシリーズの最新作ではなく、主人公のマコト達が高校生のころの話である。
「池袋ウェストゲートパーク・ゼロ」といったところか。
続きを読む キング誕生
トラウマ映画館
ひどい映画ばかり紹介するな、と思っていたら、この本のタイトルは「トラウマ映画館」だった。
確かに、純真な小中学生が観たらトラウマになりそうな映画ばかりだ。
楽しく、観たくなるレビューとして参考になる。
続きを読む トラウマ映画館
資本主義の終焉と歴史の危機
資本主義が限界に達し、社会システム転換の危機に瀕していることを過去の事例を踏まえつつ考察している。
資本主義に無理が来ていることは、日々の生活でも感じられることである。
過去にもあった社会の革命や近年の統計データを元に説明されると、納得出来る部分も多い。
しかし、次にどのような社会が訪れるか予言されているわけではない。
続きを読む 資本主義の終焉と歴史の危機
ドクター・フー・ニュー・ジェネレーション
世界一長く放映しているSFテレビシリーズとして有名な「ドクター・フー」である。
タイトルは知っていたが、今まで観たことはなかった。
たまたまレンタルビデオ屋で見かけたので、借りることにした。
面白かった。
続きを読む ドクター・フー・ニュー・ジェネレーション
広告やメディアで人を動かそうとするのは、 もうあきらめなさい。
テレビ広告ではモノが売れなくなってしまった現代において、「いかに人を動かすか」について書かれた本である。
規模別に「人を動かすポイント」を解説した企画は、スケールが大きくて面白い。
マーケティングの話なので、証明が難しく感覚的になってしまいがちだが、多様なメディアを経験し、LINEの法人ビジネス責任者である著者の言葉なので、説得力がある。
続きを読む 広告やメディアで人を動かそうとするのは、 もうあきらめなさい。
バルフィ!人生に唄えば
インド映画だが踊りと歌は少なめである。
主人公が耳が聞こえず、声が出ないせいでもある。
しかし、映画がむかし持っていた明るさと楽しみがある作品だった。
続きを読む バルフィ!人生に唄えば
Webサイト運営・プロデュースの教科書
昨今のWebサイト運営について、幅広く解説している。
Webサイトの運営は、ただHTMLページを制作するだけではないことは分かっていたが、体系的に説明されると、その業務範囲の広さに驚く。
実践的なテクニックも多く紹介されていて、参考になる。
しかし、変化の激しい世界だから、これらの手法もすぐに陳腐化してしまうのだろう。
続きを読む Webサイト運営・プロデュースの教科書
her 世界でひとつの彼女
恋愛映画である。
相手はコンピュータ。
禁断の恋の行方がどうなるかハラハラする。
続きを読む her 世界でひとつの彼女
ルーシー
久々のリュックベッソン。
アクション映画なら面白いだろうが、SF映画ならば心配な監督である。
続きを読む ルーシー