陣馬山トレイルレース

雨が降りそうだったのでテンションの上がらなかったトレランの大会だが、結果的には雨に降られることもなく、参加して良かったと思う。
ただ、会場が駅から遠い、途中道が狭くなるため渋滞が発生しなかなか進まない、制限時間が短すぎるなど課題も多い大会だったと思う。

家を5時半に出て、西国分寺駅で友達と合流して藤野駅の会場に向かう。
朝に家を出ても間に合うのだから、トレランの大会にしては近場だと言える。

しかし、駅から会場まで30分歩かなければならない。
天気が良ければ気にならないのだが、いつ雨が降ってもおかしくない天気だったので、不安になる。
途中で雨が降ったら帰ろうかとも思っていたが、無事に雨に降られることもなく、若干の上りで身体が暖まった頃に会場に到着した。

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受付を済まして、センサー付きのゼッケンとTシャツを貰う。
長袖のTシャツは嬉しいが、デザインがあまり良くない。
今後使うかどうかは要検討である。
着替えた後に、もう一人の友人と合流した。

市長や議員のスピーチの後にスタート。
この大会は時間差スタートではなく、1,000人以上が一斉にスタートするスタイルだった。
この人数では道が詰まって進めないと思ったが、はじめの数キロはそこそこ広い舗装道路の上りであり、思っていたような混乱はなかった。
この大会は、トレランのわりには舗装道路が多い気がする。
もっとも、私はトレラン大会の出場は2回目なので、まだ一般的傾向は判断できない。

まだ目標が完走の段階なので急ぐ気もないが、全体的にのんびりしたペースだった。
ほとんどの人は、登りに入ると当然のように歩き始めた。

山道に入り、狭い上り道になると渋滞して、なかなか進まなくなった。
ちょうど風が通る場所だったので、身体が冷える。
誘導しているスタッフが言うには、渋滞は10分程度で解消するという。
渋滞を抜けても道が狭く、前を走る人を抜けないので、自分のペースで走るのが難しい。
山を楽しむことに専念し、タイムのことは忘れることにした。

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陣馬山の山頂でも雨に降られることがなかった。
意外に空いているトイレに入り、ここからしばらく下りである。

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足切りのチェックポイントでバナナの補給を受ける。
ランニング中のバナナはとても嬉しい。
精神的にもリフレッシュされる気がする。

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そこからは数キロ続く舗装道路の上りだった。
延々と続く舗装道路の上りも辛い。
少しでも斜度が緩くなると走るが、基本的には歩きである。
進んでいる気がしない。

どうにか13時直前にゴールイン。
タイムは3時間58分である。
23キロにしては時間がかかり過ぎたが、自分のペースで走れない部分も多いので仕方ない、と思う。

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13時30分にはゴールが閉まってしまった。
ピクニックのような雰囲気もある大会で、これはちょっと早いと思う。
私の友人の一人もギリギリ間に合わなかったし、招待選手の弁護士も間に合わなかった。
もう少し余裕を持っても良いのではないかと思う。

帰りは30分も歩きたくなかったので、シャトルバスを待って、藤野駅まで送ってもらった。
藤野の駅前にはコンビニも食べ物屋も無さそうなので、そのまま帰ることにした。

とにかく、雨が降らなくて良かった。
雨さえ降らなければ、山の中を走るのは楽しい。
特に、大会であれば道に迷う心配がない。
これは、私にとっては大きい。

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