第63回 勝田全国マラソン

人生2回目のフルマラソンは、茨木の勝田だった。
夜明け前に家を出るのは辛い。
でも、天気も良く、風もほとんどない絶好のマラソン日和だった。
ペース配分を間違えてかなりしんどい思いをしたが、結果的に前回よりも30分程度タイムが良くなった。

今回の大会は茨木の勝田なので、10時スタート前に会場にたどり着くには、埼玉の自宅を夜明け前にには出なければならない。
暗い中、自転車で駅に向かうのはモチベーションが上がらない。
北朝霞で朝食を食べて、友人と合流した。

柏から勝田までは、臨時特急を予約していた。
特急列車に乗ると、旅行のような気分になり、楽しくなったきた。

会場では人も多いがテントも多く、テント村のような感じになっていた。
現地は驚くほど暖かかった。
またも着るものに悩んだ末、裏起毛の防寒Tシャツではなく、普通の長袖Tシャツの上に半袖Tシャツを着て走ることにした。

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着替えた後は荷物を預けるのだが、この大会では荷物預かりは有料で100円を支払う。
自分の荷物を配られたビニール袋に入れ、ゼッケンNoを書いた紙を入れて、荷物預かりエリアに自分で荷物を置く。
ちょっと大雑把なような気もするが、走った後に自分でピックアップするのだから、自分が分かり易い場所に置くのは合理的である。
このシステムによって、荷物預けの渋滞が発生しない。

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友人とは実績タイムが全然違うので、スタートエリアも違う。
帰りの特急も予約しているのだが、友人は私よりも1時間早い列車である。
ということで、友人とはここでお別れである。

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私は最後尾のスタートブロックなので、スタートしてからスタートの計測地点まで15分くらいかかった。
今回の参加者は25,000人ということなので、商店街の道路はランナーで溢れている。
そして、それ以上に応援する人の数も多い。
街中では、どこまで行っても応援する人が道沿いに並んでいる。

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今回の目標はキロ6分30秒だった。
しかし、前回のハーフマラソン同様に、キロ5分40秒程度からなかなかスピードを落とせなかった。
このまま行ければいいか、とも思ったが、フルマラソンは甘くなく、途中失速して少し歩くことになってしまった。
また、トレイルランに比べれべ平地の上りなどたいしたことがない、とたかをくくっていたが、後半のアップダウンは予想外に辛かった。
それでも富士山マラソンの5時間弱よりも30分程度速い、4時間30分でゴールした。
今後、どのような戦略で走るか、悩ましいところである。

今回の大会では面白い食べ物も無かったので、補給食はほとんど自前のスポーツ羊羹で乗り切った。
5キロおきくらいで水の補給があるので、ボトルは持っていかなかった。
これは失敗だった気がする。
疲れてくるともらったチョコレートを飲み込むために飲み物が欲しくなるが、調度良いタイミングで水がないは辛い。

ゴールすると、もう少しも歩きたくなかったので、駅まで歩いて10分の距離を送迎バスに乗って移動した。
ボロボロの身体で帰途に着く。
帰りの特急も予約しておいて良かったと思う。

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