またも荒川沿いの大会である。
自宅から近いのは良いが、荒川沿いは何度も走っているので、そろそろ飽きてきた。
フルマラソンにおいて、「飽きる」というのは大きな問題であることを実感した。

浮間舟渡駅という駅で初めて下りて、会場へ向かう。
駅前には大きな公園があり、その公園を突っ切ると荒川はすぐである。
駅と会場の途中なので、公園のトイレはそこそこ混んでいた。

大会の参加者は18,000人程度ということで、会場は人が多かった。
友人と合流し、着替えて、トイレに行くとすぐにスタート時間になった。
申込時にフルマラソンのタイムが無かったので、私のスタート位置はかなり後ろだった。
スタートの号令を聞いてから、スタートの門をくぐるまでに１５分くらいかかった。

荒川沿いを走る往復のフルマラソンなので、ほとんど起伏がない。
上りがないのでとても楽なようだが、コースに変化がないので面白くない。
２０キロ手前で飽きてしまった。
飽きると面白くないし、集中力が落ちてしまう。
後半はiPhoneでPodcastを聴きながらしのいだ。

この時期にしてはとても暑かったので、半袖で走ることにした。
気温が高いとマラソンは辛い。
ゴール手前のエイドステーションではシャーベットを配っている。
これは嬉しい。
私は歩きながら食べてが、ステーションの近くでは、ランナー達が座り込んでシャーベットを食べるという珍しい風景が見られた。

平坦だから前回の勝田マラソンよりタイムが良くなると思っていたが、３分遅くなってしまった。
よく知っているコースで飽きたせいか、気温が高かったせいか、原因はよくわからない。
途中少し歩いてしまったので、次回は歩かないことを目標としよう。

ゴール後、友人のスポーツジムの知り合い（女性）と合流し、屋台で買った生ビールで乾杯した。
フルマラソン初出場の彼女は、４時間でゴールしたというから恐ろしい。