もっと登れる山の食料計画

山登りABC もっと登れる 山の食料計画 栄養学の知識が山登りを変える長めのソロハイクを計画しているので、食料計画について真剣に勉強しようと思った。
登山は期間が長くなると、食料はかなり重くなるし、カロリーもちゃんと考えないとハンガーノック(シャリバテ)を起こす恐れもあるからだ。
この本は、山での症状別食料対策から食料計画の考え方、食品ごとの特性、栄養学まで網羅的に解説されており、とても参考になる。

登山における活動量をメッツという単位を元に想定し、それに見合った食料計画を考えるので、とても論理的である。
例えば、塔ノ岳表尾根を4.5〜9.0kgの荷物を背負ってピストンした場合のエネルギー消費量は、次のようになる。

7.3メッツ(4.5〜9.0kg背負った場合の登山の運動強度)× 7.7時間(標準コースタイム)× 60kg(体重)= 3,373kcal(おにぎり19個分)

食料計画はの基本は次の4つのカテゴリーになる。
【山ごはん】朝昼夕の1日3食。普段と変わらない量
【行動食】不足するエネルギーと栄養を補う。
【飲み物】水分・塩分の補給
【非常食・予備食】アクシデントに備える

山岳縦走の場合、出来るだけ早く目的地に着くために、昼食を取らず、行動食で補うことも多いようだ。
次回はこの方法を試してみたい。
行動食にはフルーツグラノーラ、ミックスナッツや意外なことに柿ピーがおススメらしい。
確かに甘いものばかりでは飽きるので、柿ピーは味が変わって良いかもしれない。
非常食としては常温保存が可能なコンデンスミルクがおススメなようだ。

山での料理を計画していると、楽しくてテンションが上がる。

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