第7回 多摩川源流トレイルラン

言い出しっぺがアキレス腱故障で不参加となってしまったので、結局2人での参加となった。
激しい台風でコースが崩壊したかと心配していたが、問題なく大会は開催された。
小さな村でのアットフォームな大会だった。

余裕を持って現地に7時に入ったら、スタートの10時まで時間を持て余してしまった。
参加者は800人程度と小ぢんまりとしているが、トレイルを走るのだから、あまり人数は多くない方が良い。
太陽が出てくると暑いが、スタート前にには曇りになり、ちょっと肌寒い、ランニング向きの気温になった。

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スタート直後は広めの下りだったので、結構いいペースで走りだした。
このペースでは最後まで保つか心配だったが、案の定、2キロくらい走ると山道に入り、渋滞が発生した。
この大会のコースは細い山道が多く、よく渋滞する。
半分観光と割りきって、川沿いのわさび畑を眺めながら登る。
でも、人が連なっていて立ち止まれないので、写真を撮る余裕があまりない。

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途中で小雨が降りだし、iPhoneが濡れて壊れないか心配になる。
しかし、森の木々に守れら、ランナーが濡れることはなかった。
むしろ涼しくなって、走り易いほどだった。
雲が切れると、遠くに富士山が見えた。

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鶴寝山を登り切ると、続く下りは地面が濡れており、滑りやすくなっていた。
そのため、全体的に下りのペースも上がらず、前の人を見ながら走ることとなった。
今回の大会は、道が狭いのもあって、なかなか渋滞がなくならなかった。
みんなでペースの早いハイキングをしているような感じでもあった。
初めて参加する大会だし、今シーズン初の大会なので、タイムを全く気にしていない私としては特に困らなかった。

尾根を走るのはやはり楽しい。
トレランの大会は尾根だけなら良いのにと思う。
慣れてくれば、下りも飛ぶように走れて楽しいらしいのだが、まだその域に達していない。

もうひと山のぼると疲れて来たのか、意識が飛んで、自動操縦のように山を下っていた。

最後のエイドで貰ったブドウが美味しかった。
エイドで確認した距離とGPSウォッチの計測距離に4キロ程度誤差があった。
予想よりも、ゴールまで4キロ近いということだ。
俄然、気が楽になってきた。

しかし、最後の最後で舗装道路と山道の上りが待っているのはいただけない。

25キロのコースを3時間40分でゴール。
ゴールすると、友人が待っていた。
10キロ行かずに捻挫して、リタイヤしたそうだ。
無謀な走りをすると思っていたが、ついにやってしまった。
これからシーズンが始めるというのに、困ったものだ。

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