セルフ・コーチング入門

セルフ・コーチング入門 (日経文庫)ビジネスの世界でもコーチングが話題になっている。
コーチを付けるにはお金がかかるけれど、自分で自分のコーチをするならタダである。
この本ではお金以外にもあるセルフ・コーチングのメリットや独自の方法を解説している。
自分一人でやってみるのはタダなので、やってみよう。

この本で提唱しているセルフ・コーチングの方法が「WISDOMモデル」である。

WISDOMモデル
1.Will 志を立てる
2.Imge 成功のイメージを描く
3.Source エネルギー源を探す
4.Drive Map 成功までの地図を描く
5.Operation 行動に移す
6.Maintenance 習慣化への努力

わりと簡単そうな方法なので、ちょっとやってみようという気になる。

例えば、「1.Will 志を立てる」では、以下の問いを自分に投げかける。

志を立てる時に、最初に考えぬく
1.達成することに、あなた自身は、どんな意味を見いだしていますか?
2.達成することに、周りの人々にとってどんな意味があるのですか?
3.達成することに、社会にとってどんな意味・価値があるのですか?

また、なるほどと思わせるアイディア・ノウハウも多い。

そして、できれば、目で追うだけではなく、実際に声を出して、自分自身に問いかけてみることをおすすめします。自分の発した声でも、自分の耳で聞くと、その質問が自分の外側からやってきたように聞こえます。そうすると、心の表面ではなく、奥のほうまで届きやすくなるのです。

自己承認を繰り返すことがセルフ・コーチングのポイントです。できなかったことを悔いて、自分を責めるよりも、できたことを見つけて、自己信頼を高め、次への活力にしていくポジティブな循環をつくっていくことが大切です。

プロのコーチは、1つの質問がヒットしない(つぼを得ていない)と感じたら、それに拘泥でず、すぐに2の矢、3の矢の質問をくり出していきます。クライアントじゃら、うまくアイデアや気もちを引き出せないと感じたら、引き出せる可能性が高い質問へと切り換えていくのです。

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