日本人のためのクラウドファンディング入門

日本人のためのクラウドファンディング入門 (フォレスト2545新書)クラウドファンディングは、ちょっとしたアイディアを実現するためのネットを使った募金のようなものである。
マニアックなガジェットの制作ではよく見かけるようになった。
仕組みは簡単だが、実際どのように運用されているかはよく分からない。
この本では、日本での事例を多く紹介し、クラウドファンディングを成功させるノウハウを教えている。

日本では資金調達を目的にクラウドファンディングを行っている人は少ないらしい。
クラウドファンディングには、資金調達以外に次のようなメリットがある。

1.予約販売サイトとして利用できる
2.テストマーケティングが行える
3.販売ルートの開拓ができる
4.応援者を集めることができる
5.将来の上客の確保やファンの囲い込み
6.メディア露出が増える
7.社会的信用やブランド構築に役立つ

確かに、リスクなしでマーケティングを出来るメリットは大きい。
ちょっと試してみようかという気になる。

クラウドファンディングを成功させるためには、適切なECサイトを選ぶのが重要であるようだ。
日本も含め世界にはたくさんのECサイトがあり、それぞれに特徴がある。
自分の実現しようとする製品やサービスの特性にあったECサイトを選ぶ必要があるようだ。

また、資金の1/3は知人から集めているというのが驚きだった。
ネットを使っているのだから、広く知らない人からお金を集めていると思っていたが、そうではないらしい。
だからプロジェクト実行前や実行中は、SNSを有効に活用するだけでなく、多くの人に会って、プロジェクトへの協力依頼をすることも重要になる。

少額の資金をゴールにしているプロジェクトも多く、思っていたよりハードルが低いので、ちょっと試してみたくなる。

海外では、アマゾンで販売するよりもクラファンで先行販売するのがブランドとなり、トレンドになっています。

プロジェクトの存在を知ってもらうために、チラシをつくることも効果的です。ネットも告知も大事ですが、アナログでの告知もかなり効果を発揮します。チラシをつくって、あなたのプロジェクトをたくさんの人に知ってもらいましょう。

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