「先延ばし」にしない技術

「先延ばし」にしない技術成功に必要なのは「実行力」だ。
「実行力」こそが、真の競争力だ。
そして、「実行力」は技術であり、学習可能である。
これがこの本の基本的な考え方である。

本書では、「先延ばし」しないための方法を、次の3つに分けて解説している。
・決心する
・実行する
・維持する

【決心する】
・ゴールを決めて、そこまでのプロセスを検討し、ロードマップを作成する。
・問題を把握する。むやみな解決は無駄にエネルギーを使うことがある。
・逆算スケジュールを作る。最終期限からプロセスごとの小目標を決めて、実践する。
・プランBの用意や公開宣言も有効である。

【実行する】
・決心したら、すぐやる。素早い実行はアドバンテージになる。
・小さく始める。実行するうちに、意欲が湧いてくる。
・2つの締切を持つ。開始のデッドラインを作る。時間はありすぎても良くない。

【維持する】
・人からの依頼を断ることで、時間を作る。
・逃げ道をふさぐ。自分を追い込む事前処置をしておく。
・効果を狙う。効率は重要ではない。無駄な作業を効率化しない。未来視点で考える。

成功するのは簡単だ。未来から逆算して、現在の行動を選択する習慣を持ちさえすればいいのだから。

実際は、意欲がなくて始められないのではなく、始めないから意欲がわかないのだ。

(エジソンにとって)失敗とは、仮説が間違っていたという事実を教えてくれ、新しい仮説が必要だということを悟らせてくれる、もうひとつの成功体験だった。

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