スプリット

スプリット(Blu-ray + DVD + Digital HD)日本のプレイヤーで再生可能 [並行輸入品]女子高生を誘拐した犯人は、23の人格を持っていた、というアイディアはそそるものがある。
やはり、シャマラン得意のワンポイント・アイディアの映画だった。
嫌いではないが、強引で、広がりがないと感じてしまう。

23の人格は描ききれないので、中心になるのは主に3つの人格になる。
女の子たちは、それぞれの人格と交渉して、なんとか脱出しようとするが・・・
もう少し、それぞれの人格に深みがあれば良かったのだが。

意識が身体に影響を与えるという発想は面白い。
人格ごとに身長や持病まで違うのだ。
身体への影響を突き詰めると・・・ファンタジーになってしまった。

冒頭すぐに誘拐が行われる。
テンポが良く、飽きさせない演出は流石である。
誘拐事件を扱ったサスペンスかと思いきや、後半は全くティストが変わるシャマラン流は健在である。

驚くようなラストが待っている。
と言っても、「キングコング」を観た後なので、またかとも思ってしまう。
ハリウッドではユニバースものが流行っているのか、マーベルに対抗したいのか。
それにしても、持ってくる相手が古すぎる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です