サスペリア

別冊映画秘宝サスペリア マガジン (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)あの「サスペリア」が40年後にリメイク。
しかし、ダリオ・アルジェント版とは全く違う映画になっていた。
賛否両論のようだが、私にはよく分からなかった。
思想的・政治的な映画のようだが、背景の知識がないとついていけない。
ただ、血の量は多く、観ていて痛い映画だった。

バレエの学校に新入生が入学すると、悲惨な殺人事件が始まるところは同じであり、その裏に魔女が絡んでいるのも同じである。
ただ、背景にドイツでのテロが関係していることがほのめかされているのだが、その意味するところが分からない。
また、オリジナルが普通のバレエだったのに対し、こちらは前衛的なダンスになっており、ここにも深い意味がありそうなのだが、知識がないので分からない。
ホラー映画というより感じではないのだが、血の量はかなり多い。
そして、被害者のいたぶられ方がかなり痛い。
ダンスに合わせてボロボロにさせるシーンは、観ていて辛い。
オチは、前作と全然違い、魔女が悪い、という単純なものではなかった。
クレジットの後に衝撃的なシーンがあるという噂だったが、ぼーっとしていて見逃してしまった。
私としては、アルジェント版の方が好きだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です