サリーはわが恋人

アシモフのユーモア短編集。
アシモフの小説はすべてが面白いと思っていたのだが、この短編集はしっくり来なかった。
アシモフほどの才人でも、そういうことはある。
各編のはじめにあるアシモフの語りが面白い。
彼が、どういう心持ちで小説を書いていたかがよくわかる。

この短編集には、以下の作品が収録されている。
結構作品数が多い。

1 正義の名のもとに (‘In a Good Cause─’)
2 もし万一…… (What If─)
3 サリーはわが恋人 (Sally)
4 蝿 (Flies)
5 ここにいるのは─ (Nobody Here But─)
6 こんないい日なんだから (It’s Such a Beautiful Day)
7 スト破り (Strikebreaker)
8 つまみAを穴Bにさしこむこと (Insert Knob A in Hole B)
9 当世風の魔法使い (The Up-to-date Sorcerer)
10 四代先までも (Unto the Fourth Generation)
11 この愛と呼ばれるものはなにか (What is This Thing Called Love ?)
12 戦争に勝った機械 (The Machine That Won the War)
13 息子は物理学者 (My Son, the Physicist)
14 目は見るばかりが能じゃない (Eyes Do More Than See)
15 人種差別主義者 (Segregationist)

少し時間を置いて眺めてみると、表題作の「サリーはわが恋人」しか覚えていない。

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