できたことノート

自分ができたことをノートに記録する。
ただそれだけ。
それだけだが、なかなか奥が深い。
自分が出来なかったことではなく、出来たことを追求することで自己肯定力を高める。
そして、うまくすると、自分の使命が見つかるらしい。

やることは簡単。
毎日、自分が出来たことを1〜3つノートに記録する。
週に一度、出来たことを1つ選んで以下の振り返りをする。
①詳しい事実:具体的になにがあったの?
②原因の分析:なぜそれができたの?
③本音の感情:いま、素直にどう感じる?
④次なる行動:明日からどんな工夫をそてみる?

「できたことに」着目し、自己肯定感を高めるのが狙いである。

なかなか「できたこと」を発見しづらい人向けに、「できたこと」の探し方も教えてくれる。
本書で言うところの、3種類の「メガネ」と「レンズ」である。

めがね  種類        レンズ
Happy  [感情]気持ちいい  スッキリ、ワクワク、ハツラツ
Number [数字]数がアップ  時間、数値、習慣化
Person  [人の反応]いい反応 感謝、表情、行動

できたことを見続けると、「ありたい自分」が見えてくる。
やがて、それは使命へと繋がる、らしい。
簡単だから、やってみよう!

このように、「できることノート」のすごいところは、小さな変化から、新しい目標が見つかること。それが自然に起こるのです。
いま、とくに目標がなくても、焦る必要はありません。ノートを書き続けることで、それは自然と見つかっていきます。

人は、感情に触れるからこそモチベートされます。ですから、感情を書くことは欠かせません。感情を書き、自分のほんとうの気持ちを再認識することで、実際の行動へとつながるのです。

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