ジャングル・クルーズ

久しぶりのイオンシネマ。
近所にシネマコンプレックスがいくつか出来たので、少し狭いイオンシネマには、近頃は行くことがなかった。
しかし、イオンシネマでは55歳以上は割引があることに気づいた。
映画の日やレイトショーでなくても、いつでも安く映画を観られるのだ。
というか、安く観られる歳になってしまったのだ。
でも、この「ジャングル・クルーズ」を観たのは、たまたま「映画の日」だった。

ディズニーの実写映画は面白い作品が多い。
ディズニーランドのアトラクションである「カリブの海賊」を、なぜか映画化した「パイレーツ・オブ・カリビアン」、特にその1作目はとても面白かった。
だから、ディズニーの実写映画は、なるべく観ることにしている。
ディズニーの実写映画の特徴として、ストーリーのバランスの良さと素晴らしい美術がある。
「ジャングル・クルーズ」も、そのお手本のような映画だった。

時代は、第1次世界大戦と第2次世界大戦の間。
植物学者のリリーは、ジャングルの奥地にあるという「不老不死の花」を探すことを提案するが、当時の学会では、女性は全く相手にされない。
リリーは弟と2人でジャングルを訪れ、現地で一番の船主を雇おうとするが、間違って雇ったのは、オンボロ船で詐欺まがいの観光案内をしているフランクだった。
その彼らを、「不老不死の花」を狙うドイツ軍が追う。

船長フランクを演じるのは、ロック様である。
ハリウッドのアクションスターは、彼しかいないのか?と思ってしまう。
彼が船長なのだから、もう負ける気はしない。
彼はダジャレ好きなのだが、翻訳ではピンとこない。

リリーは、女性版インディー・ジョーンズという感じでなかなか良かった。
頭が良くて活発だが、実は泳げない。
お供の「弟くん」は、当時のイギリス人のカルカチュアとして描かれている。
どこに行くにも大荷物で、お茶をかかさない、という感じ。
でも、実は、ボクシングが強かったりする。
そして、フランクのペットのジャガー、とキャラの配置は、なかなか良い。
そんな中で、一番キャラが立っているのは、敵のドイツ王子である。
残忍だが、自分の目的に対しては真摯であり、時にユーモラス。
憎みきれない悪役だ。

後半のネタは、カリブの海賊的である。
よくもアトラクションを元に、ここまで話を作ったなあ、と感じる。
特別に凄くはないが、全体的にバランスが良く、安心して観られる。

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