朝5時起きが習慣になる5時間快眠法

まず5時間睡魔でも問題ない、と知って安心。
睡眠時間については諸説あるが、睡眠専門医が5時間でも大丈夫だと言うのだから、多分大丈夫なのだろう。
本書の多くの部分は、いかにうまく寝付くかに割かれているが、すぐに眠れる私には、そこは関係ないので飛ばすと、すぐに読み終わった。
でも、いくつか試してみたい方法はある。

個人的に悩んでいるのは、つい二度寝をしてしまうことである。
朝食の後に、寝てしまう。
本書のよると二度寝は悪いことではないようだ。
二度寝にとって、幸せホルモンが分泌され、リラックス効果もあるらしい。
しかし、長時間の二度寝は良くないようで、この基準からすると私の二度寝は長すぎる。
「二度寝は5分、一度だけ」だそうだ。

人間は、何回か分けて睡眠を取る「多相睡眠」の動物だというのは意外だった。
長時間眠るのは、食物連鎖の頂点にいるライオンなどだけで、常に警戒を要する動物は、短時間の睡眠を複数回取るのが普通らしい。
だから、昼寝を取るのは、人間としては正しい行為なようだ。

睡眠時間を削るのは、一気にやってはいけない。
15分/週のように緩やかなペースで削っていかないとうまくいかない。
睡眠時間を削って早起きをするためには、睡眠時間を削って余った時間に何をするかを明確にしておくと、習慣化の可能性が高くなる。
眠気を吹っ飛ばすストレッチやツボ、起床時の状態のチェックシートなどが紹介されていて面白い。

・ナノ・ナップ(一瞬〜数秒の仮眠)
・マイクロ・ナップ(1分ほどの仮眠)
・ミニ・ナップ(10分ほどの仮眠)
・パワー・ナップ(20分ほどの仮眠)
・ホリデー・ナップ(90分の休日の仮眠)

時間のある人は絶対にやりたい「15時までに20分」の仮眠
20分程度の仮眠ならば、どの年代の人でも、浅い睡眠の時間内で目覚められる。

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