【屋久島】屋久島1周

まずは、車で屋久島を1周することにした。
120キロくらいの島なので、車で走れば数時間で1周してしまう。
レンタカー屋で借りたガイドブックを使って、観光しながら走ることにした。
ガイドブックには各ポイントのマップコードが記載されており、これをカーナビに入力すれば誘導してもらえる。

宿の朝食も豪華だった。
とても朝食らしい献立だが、糖質制限ダイエット中の私には、厳しい量である。
旅行中は糖質を気にしないことにしていたが、いつの間にか胃袋が小さくなっていたようだ。

宿から見て海側は晴れていて、風が心地良い。
山側は小雨だった。

とりあえず、ドラッグストアで買い物。
歯ブラシセットと文房具を忘れたので、現地調達とする。
開店時間の9時に入店し、必要なものをゲットした。
買い物にはこれらのドラッグストアがとても便利だ。

宮之浦港の屋久島環境文化センターに寄る。
有料なので、雨が降った時の観光のために残しておくこととし、今回はパスした。
観光案内でレンタルバイクの情報を入手した。
車だと通り過ぎてしまう細かいところを見るには、スクーターか自転車が良い。
そのためにレンタルバイクも良いと思ったのだが、滞在中は雨降りが多く、結局借りなかった。

次のガジュマル公園は、240円取られたが、なかなか楽しめた。
ガジュマルは、複数の個体が融合しているような不思議な植物である。
造形的にはファンタジーの世界だ。
ギーガーが好きそうな風景である。
ガジュマルのファンになってしまった。

その後、いなか浜などの海岸を走る。
海水浴場なので、夏は盛り上がっているのだろうが、12月ではほとんど人がいない。
ウミガメの産卵で有名らしいが、それも夏のことである。

屋久島灯台に行こうと思ったが、車の出入りが多そうなので断念した。
ネットの情報によると、灯台までの道は細く、対向車があるとすれ違うのも大変らしい。
そこまで苦労するほど灯台に興味はない。

灯台入口を過ぎると西部林道である。
この林道では、普通にサルが居る。
道端で日向ぼっこや毛繕いをしていて、人が近づいても気にしない。
餌をねだって近寄るでもなく、のんびりと自分の作業に没頭している。
サルより数は少ないが、シカも歩いている。
どちらも屋久島固有種で、本土のサルやシカより小ぶりである。
道路の真ん中に居座り、なかなかどいてくれないサルもいる。
彼らのテリトリーに、こちらがお邪魔しているので、どいていただけるのを待つしかない。

ガイドブックの指示のまま、大川の滝、中間ガジュマルを観る。
屋久島フルーツガーデンでは、どこで入場料を払って良いか分からず、歩いているうちに1周してしまった。
フルーツらしきものはほとんど見つからず、設備が壊れており、廃墟のようだった。
閉園後のジェラシックパークを想わせる。
これはこれで楽しい。

海沿いを走っているとオシャレなカフェを発見した。
ちょうどお昼時だったので、ランチにすることにした。
食べられる時に食べるのが、地方での旅行の鉄則である。
都心のように、どこにでも食事処があるわけではない。
lapontoというカフェは、なぜか店内撮影禁止だった。
焼きカレーとコーヒーでランチにする。
名物も良いが、普通の料理も落ち着く。
日向のテラスでのんびりしていると、これで1日終わって良い気になる。

千尋滝と猿川のガジュマルを周り、安房港のショッピングセンターで買い物をして宿に帰る。

2日目の夜は地元の居酒屋にチャレンジである。
宿から店の多い安房港までは、歩いて30分弱である。
途中、急な坂があるので、下の行きは楽だが、上りの帰りは辛いかもしれない。

予定していた居酒屋が営業していなかったので、同じ並びの「居酒屋やしま」に入る。
今回の旅行では、予定していた店が閉まっていることが多かった。
シーズンオフということもあるが、ガイドブックによると屋久島時間というものがあり、店が必ず営業しているとは限らないので、電話してから行くことが推奨されていた。
カウンターに座ると、客は私だけだった。
トビウオのたたきが品切れだったので、有名な首折れサバの刺身を頼む。
1,400円と安くはないが、凄い歯応えだった。
地魚のあら煮をほぐしながら食べていると、客が2人入ってきた。
同じくカウンターに座ったが、とても静かだった。
この辺りでは、静かに飲むのが普通なのだろうか?

翌日は縄文杉ツアーで、朝4時40分に迎えが来るので、宿に戻ると、すぐに寝た。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です