アバター:ウェイ・オブ・ウォーター


前作から随分と時間が空いたが、アバターの続編である。
キャメロン監督のことだから、ストーリーや思想には期待しないが、映像表現は素晴らしいに違いない。
ということで、少し遠いがIMAXの映画館に観に行った。
行った甲斐があった。
素晴らしい映像だった。

話は、前作から数年後。
地球人を追い払ったと思ったら、今度は住めなくなる地球の代わりとして、移民にやってくる。
主人公は、原住民であるナヴィとして生活しており、子供も作り、平和に暮らしている。
そこに彼を狙ってナヴィのアバターとなった軍隊が襲ってくる。

映画というよりはアトラクションだった。
観客は、異星の美しい世界を体験できるのが一番の目玉である。
前作は森だったが、今回は海である。
海の好きなキャメロンらしい。
リアルの海でダイビングするよりも美しい海を体験できる。
そして、イルカのような生物の背中にのって疾走する。
これはリアルでもやってみたい。

今回は家族愛がテーマだったが、キャメロンの映画で、このテーマはしっくりこない。
キャラの薄い主人公にキャラを付けるために、「家族愛」を持ってきたように思える。

そして、大騒ぎした末に、何も解決しない。
少女の超能力の謎も、地球人の侵略も。
3作目へ先送りである。
敵の軍人がひとりも殺さなかったのは、次回作で仲間になる伏線だと読んでいる。

早く3作目を公開して欲しい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です