殺しへのライン

ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ3作目。
このシリーズの魅力は探偵役ホーソーンのキャラクターであろう。
鋭いのは確かだが、善人なのか判然としない。

特に語り部でありワトソン役であるホロヴィッツには、徹底した秘密主義である。
そのミステリアスな雰囲気と緊張感のある関係が特徴である。
展開を飽きさせないストーリーテーリングも流石である。
そして、今回の犯人はまず予想出来ない。
最後に解説されれば、なるほどと思うが、読んでいる最中は全然思いつかなかった。

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