長かった。
モダンホラーの帝王スティーブン・キングの新作は、恐怖小説というより現代文学のようだった。
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「フィクション」カテゴリーアーカイブ
ナイチンゲールの沈黙
「チームパチスタ」シリーズの2作目である。
昼行灯のグッチーのダメダメさも、ロジカルモンスターの横暴さも健在である。
更にパワフルなキャラクターが加わり、ますます盛り上がって来た。
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スカイ・クロラ
久しぶりに、映画を観た後に原作を読みたくなった。
原作のほんの一部だけ使って、自分の世界を構築していまうのが押井監督のいつもの手口である。
今回は、どんなネタを元に料理をしたのか知りたくなった。
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フロスト気質
どうしようもなくだらしない、我らがフロスト刑事が帰ってきた。
イギリスの地方都市にあるデントン署は、今日も手に余る量の事件に消化不良を起し、フロストのいい加減な捜査に頼るしかない。
フロストの出たとこ勝負の推理は、最終的には、何となく事件を解決してしまう。
この面白さは、読まなければ分からないだろう。
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No.6#4
「バッテリー」のあさのあつこによるSFジュブナイルの4巻である。
刊行のペースが遅い上に、展開もゆっくりしている。
もう少し、早く出して欲しいものだ。
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下北サンデーズ
日本最後の貧乏の楽園「下北沢」。
そこには、演劇にかける若者がたむろっている。
ひとりの少女の入団を期に、売れない劇団がブレイクする。
ストレートなサクセスストーリーである。
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虚空の旅人
「精霊の守り人」シリーズ第4弾。
今回はチャグムを主人公とした、海の王国での陰謀の物語である。
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忍びの国
「のぼうの城」の和田竜の新作である。
今度は伊賀の忍者と信長軍(もっとも息子だが)の戦いを描いている。
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悪夢のエレベーター
目が覚めるとエレベーターの中に閉じ込められていた。
一緒に閉じ込められていたのは、ヤクザ風の男とオタクっぽい男、魔女のような女。
状況もつかめぬまま、怪しい3人に振り回されていく。
ちょっと、「ソウ」や「キューブ」のような感じだが、シチューエーション・コメディである。
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アルテミス・ファウル
出版社側の売りとしては、悪玉ハリーポッター。
犯罪者の家系に生まれた天才少年ファイルは、傾いた一族の家計を立て直すため、妖精から黄金を奪う計画を立てる。
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