20年ぶりのシリーズ再開である。
主演のハリソン・フォードは随分年をとったが、作品自体は、良くも悪くも昔のまま。
行き当たりばったりのストーリーとユーモラスなアクションは健在である。
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「ファンタジー」タグアーカイブ
アルテミス・ファウル
出版社側の売りとしては、悪玉ハリーポッター。
犯罪者の家系に生まれた天才少年ファイルは、傾いた一族の家計を立て直すため、妖精から黄金を奪う計画を立てる。
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雨の日も、晴れ男
「夢をかなえるゾウ」の作者によるファンタジーである。
ティストは絵本に近い。
ビジュアルにも遊んでいる。
主人公が、むかし付き合っていた女性をを思い出すくだりでは、女性の名前だけで12ページも使っている。
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薪の結婚
翻訳した小説を読んでいて言うのもなんだが、ジョナサン・キャロルの文章は美しいと思う。
私の知る限り、このように小説を書く作家は、ポール・オースターしかいない。
そのキャロルによる久々の新作である。
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ゆめつげ
「しゃばけ」シリーズで人気の畠中恵の作品である。
こちらも時代モノ。
ただし、幕末である。
妖怪は出てこないが、超能力が使える。
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デイ・ウォッチ
世界に潜む光の勢力と闇の勢力の戦いを描く、ロシアのダークファンタジーである。
それぞれの勢力は、相手側が規則に違反しないように監視している。
光側の監視組織が「ナイトウォッチ」、闇のそれが「ディウォッチ」である。
前作「ナイトウォッチ」は光の側の視点で描かれていたが、本作は闇側の視点である。
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ベルガリアード物語
農園で平凡な日々を送っていたガリアン少年は、奪われた伝説の珠を邪神に渡さないために、伝説の老人や美しい魔法使い、軽業師のスパイ、熊に変身する熊たちと困難な冒険に旅立つ。
剣と魔法のファンタジーの王道を行くファンタジーシリーズである。
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ベオウルフ
北欧神話を映像化した映画、だと思う。
ベオウルフは怪物を倒し、救った国の王になる。
しかし、怪物の母親とベオウルフの間に生まれた子供は、やはり怪物となってベオウルフの王国を襲う。
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パンズ・ラビリンス
全く事前情報なしで観たが、恐ろしく暗いファンタジーだった。
出て来る妖精達は十分グロテスクだが、一番怖いのは、やはり人間だった。
とても子供に見せられない映画だった。
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墓場鬼太郎
大人向けの鬼太郎である。
鬼太郎がちっとも強くなく、ずるくて、こきたなくて、ネズミ男に近い感じである。
むしろ、ネズミ男の方が人間味がある。
鬼太郎は、人間とは全く違う幽霊族の末裔として描かれている。
人間とは異質な存在を通して、人間の愚かしさやバカバカしさを風刺している、大人向けのアニメである。
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