南アルプス 仙丈ヶ岳

登山部で南アルプスの仙丈ヶ岳に行って来た。
24時間山岳レースに参加するような2人と、山登りは小学校以来という女性メンバーというミスマッチな組み合わせだった。
しかし、女性メンバーが予想外のガッツを見せ、楽しいトレッキングとなった。
また、女性がひとり居たことで、いつもよりスローペースの登山で、ゆっくり景色を堪能することが出来て何よりだった。

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南アルプスの仙丈ヶ岳へはバスを乗り継がなければ行けない。
乗用車は乗り入れ禁止なので、乗り合いタクシーとバスを乗り継いで登山口まで行かなければならない。
現代の日本で、こんな場所があるとは思わなかった。

森の中や沢沿いを歩いて、13時くらいには無事に馬の背ヒュッテの山小屋に到着した。
山小屋で生ビールを購入して、まずは乾杯。
カップヌードルやレトルト米で遅い昼食にする。
それから16時の夕食まで何もすることがないので、まったり過ごす。
山小屋は雑魚寝で、一人当たりの割当スペースはとても小さい。
配給された枕も、始めて見るコンパクトなサイズだった。
当日の宿泊客は100人だったので同じ方向に頭を向けて寝られたが、120人の時は頭と足が互い違いになり、人の足を目の前にして寝るハメになるらしい。

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夕食のカレーを3杯食べて、満腹で身動きが出来なくなった(1杯目はカツカレー)。
昨夜はほとんど寝ていないし、お腹いっぱいで動き気がしないので、19時くらいには寝てしまった。
せっかく配給された耳栓も使うこと無く熟睡した。

翌朝は山頂で朝日を拝むため、2時半起床、3時過ぎ出発だった。
懐中電灯で足下を照らしながら、夜の山を登った。
一晩眠って身体が慣れたせいか、空気が薄くちょっと動いても息が切れた昨日ほど疲れなくなっていた。

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仙丈ヶ岳の山頂手前で無事にご来光を迎え、稜線を歩いた。
天気が良いのでとても景色が良く、歩いていて楽しい。
やはり登山は晴れの日が良い。
山頂でも、森の中でも風が心地よい。

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下山に飽きた頃、無事バス停に到着し、誰一人として怪我することも無く、帰路に着くことが出来た。
西国分寺で解散した後、スタンドでガソリンを入れたら、突然車のバッテリー上がってしまった。
これが唯一のトラブルらしい、トラブルだった。

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