人間のテレポーテーションが可能になった未来、フォイルは事故で宇宙に取り残される。
近くを通りかかった宇宙船は、フォイルを救出せず、通り過ぎてしまう。
フォイルは、その宇宙船への復讐を誓い、生き延びる。
かくして、感情が昂ぶると虎の刺青が顔に浮き上がるフォイルの、星間戦争を背景とした復讐が始まる。
1956年に発表されたベスターの名作である。
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月別アーカイブ: 2008年2月
雨がふってもよろこぼう!
いかにして怒らず、イライラしないか。
その処世訓をまとめた本である。
大切な命と時間を無駄にしないために、ネガティブな感情はコントロールしよう、というのがベースの考え方である。
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犯人に告ぐ
劇場型犯罪には劇場型捜査で対抗する!
警察上層部の無茶な発想で、連続児童殺人犯の捜査責任者巻島が、TV番組に出演し、犯人に呼びかける。
コメディではなく、どちらかというと重めのエンターテーメントである。
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グエムル
韓国製怪獣映画。
環境汚染によって生まれた怪獣が少女をさらい、それを家族が助け出す物語である。
怪獣よりも、人間が怖い話だった
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ファシリテーションの教科書
「ファシリテーション」とは、会議などで参加者の意見を引き出し、建設的に討議のプロセス管理を行い、意思決定や問題解決をスムーズに行うことである。
改革による成長が常に求められる現代においては、重要な技術である。
本書では、ファシリテーションのプロセスとツールを分かり易く説明している。
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アイディアを生むデジアナ道具術
パソコンをはじめとするデジタルデバイスは、人間の生産性を向上させてた。
アナログなメモ帳や万年筆も、それ独自の良さがある。
本書では、デジタルとアナログそれぞれの使い分けが考察されている。
単に著者の道具道楽報告、という気がしないでもないが…
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死神の精度
小気味良い短編集である。
死ぬべきか、生きるべきか判定する死神が、歌手の卵や、ヤクザ、片思いの青年、人殺し、美容室の老婆などの前に現れる。
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誰か
連続殺人鬼も登場しない、密室トリックも、暗号もない。
普通の人たちの、ちょっとした事件である。
それをでも、エンターテーメントの職人は楽しませてくれる。
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SE/CTO/経営者のための戦略的IT経営
ITコーディネーターの研究会による提言集である。
そのため、内容的にはバラツキがあり、書き方も洗練されていない感じがする。
現場の生の声が盛り込まれており参考になる。
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フラガール
結構、スポコン物が好きだったりする。
スポコンに限らず、ダメだった人が、努力して成功する物語は、単純に好きだ。
「フラガール」もその分野かと思ったら、ちょっと違った。
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