下北サンデーズ

下北サンデーズ (幻冬舎文庫)日本最後の貧乏の楽園「下北沢」。
そこには、演劇にかける若者がたむろっている。
ひとりの少女の入団を期に、売れない劇団がブレイクする。
ストレートなサクセスストーリーである。

前半は、少女の飛び込んだ、劇団員達の超貧乏な生活が中心である。
お金はないが夢はある。
ちょっとうらやまし日常がそこにはある。
日本は、もう一度貧乏な国に戻った方が楽しいかもしれない。

後半は、栄光の階段を駆け上る劇団の苦悩が描かれている。
あまりにトントン拍子に成功してしまうので、少し物足りない気もする。
しかし、ストレートな話も、きっちり楽しませてくれるのは、さすが石田衣良である。

映画デビューの大切な記者会見から、逃げた女優の代わりに、少女を呼び出す団長が素敵だ。

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